メガネ男子本について

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20051011
ぼくが感じた違和感は大体こんな感じです。
結局いいメガネばかりがもてはやされて
駄メガネはいつまでもレンズが曇ってるとか
肉に食い込んでるとか言われ続けるわけですよ。
そこで唾吐いてないで少しでもいいメガネになればいいわけですよ。
やたらレンズでかい、おっさんメガネから脱却して
横長気味なフレームに換装して
(セルでもメタルでも構わないと思うが
どちらにせよ、あまり長く使うのは考え物だと思う。
セルは白っぽく変色してくるしメタルも艶がなくなってくるし
長く使えばどうしても歪んでくるし
レンズのコーティングもはげてくる。
ぼくの近くにはたくさんの駄メガネがいたが
大体そんな症状を抱えていた。)
髪の毛も短くまとめて清潔感ある格好を心がければ
なんとかなるんじゃなかろうか。
おおたうにのイラストで提示されていたような
おしゃれメガネにはなれやしないだろうけど
名もなきメガネとしてそれなりに自信をもてるんじゃなかろうか。
あの本によって行われたことは
結局のところ再確認であって新たな価値観の創造なんかでは
なかったんだから、ぼくらはそれを粛々と受け止めて
媚びようがへつらおうがよいメガネになればいいんです。


それにしても斑目が踏み絵だとは思わなかった。
あんなに丸くて大きなメガネがいいんですか。
レンズがでかいってだけでかなりマイナスだと思ってましたが
CAZALは除く)
やっぱメガネのフォルムそのものよりキャラが重要だったりするんですね。
そうなんですね。
さっそくげんしけんを読んでこようと思います。
(単行本一巻とアニメを少々見ただけでありますが
それでも斑目のよさは少しわかりました。
それが女性にも受けるというのは少し意外でありました。)
ぼくは後ろ髪が素敵だなくらいにしか思ってませんでした。
認識を改めます。


あと内面メガネってなんですか?
ぼくにはさっぱりわかりませんでした。
精神の在り方がメガネしているってことですか。
外見じゃなくてツンデレみたいなキャラ萌えってことなんでしょうか。
わかんねぇ。
ぼくは今までそこそこいいメガネかけてりゃいいと思ってました。
Dior hommeとか着てればいいんだろ的な。
(Dior hommeなんて触ったこともありません)
身体の一部だと謳うのならばそれなりに投資することが必要だと思い
それなりに高いメガネをしてます。
たぶん、洋服とか靴などと比べてもトップクラスに高いです。
レンズは含めません。
女子が化粧品にいくらかけているのかぼくは知りませんが
それに匹敵する投資はしてもいいんじゃないかと思います。
三万くらいのフレームですが、およそ二年ほど使います。
女子の化粧品代が二年で三万円なんてことはないと思いますが
レンズ代を含めると五万以上するので正直つらいです。
でも、まぁ、身体の一部どころか顔そのものだったりするので
気に入るものを探し、吟味するわけですが
それだけじゃダメなんですね。
内面がメガネ。
遠い頂を眺めるような気持ちでこの言葉を噛み締めております。
実は最近メガネをやめコンタクトにしようかと思ったこともあります。
強度の乱視のため諦めましたが
昨今のメガネヒエラルキーに少し疲れてきました。
つい先日までくるり岸田が脱メガネしたことを心の中で
嘲笑ってましたが、今ではその心境も少しわかるような気がします。


取り組みのときは裸眼だけど日常はメガネで過ごす力士さんは内面メガネですか?