中学生日記『流れ星は囁く(前編)』

部活の先輩の写真を加工してネット上に晒してたことがばれ
囲まれてしまった村瀬をすくったのは大きな流れ星だった。
同時刻、同じように流れ星に救われた人間がいた。
彼らはネット上で出会い、そして流れ星が落ちたと思われる場所へと向かう。
年齢も、環境も違う三人が一つの事象によって結ばれ
変化をとげていく。


中学生で彼女がいたり、携帯持ってたり
オフ会に参加してみたりと
僕の過ごした中学生とは少し趣が違う。
こういうお話の場合、
どんな物語だってそうだけれど
もし、僕にこんなきっかけがあったらって仮想が生まれる。
そういうifが物語に触れる心地をよくすると思うのだけど
さて僕の書く小説みたいなやつにはそういった味が含まれてるのだろうか。
それはともかく見ていて感情移入できるのは中学生ではなく
フリーターの男だったりするから僕も歳をとったもんだ。
癌だと思い込んで(結局胃潰瘍だった)
自殺しようとした男もまた流れ星に命を救われる。
(どうでもいいが彼は車で海へとダイヴしようとするのだけど
その車がTVRというイギリスのスポーツカーでさ、
彼はフリーターなのにどこでそんな車を手に入れたのか気になる。
やっぱり関係ないけどそのTVRって車は撮影中事故を起こした西部警察
で使われてて名古屋つながりなんだろうかと邪推。)
彼はその後バッティングセンターでバイトするんだけど
それを見習って僕もとびこみで仕事を手にしたいものです。
(口先だけだ。)